簡単ホームページ作成サービスJimdoとは、ドイツのJimdo GmbH 社が開発し、2007年に始めた webホスティングサービスで、日本では2009年にKDDIウェブコミュニケーションズがJimdo社と提携しサービスを開始しました。
このホームページは、jimdoで作成しています。
jimdoは、ホームページ作成の知識がなくてもホームページが作れてしまうCMSツールです。
ネット上にあるソフトを操作してホームページを作るのですが、よくある無料のブログとも違います。 (ブログとして使うことももちろん可能ですし、ブログ用のパーツもすべて揃っています。)
イメージとしては、空(カラ)のお弁当箱におかずを詰めていく感じに似ています。
操作は至って簡単。 登録した直後にホームページが公開されます。
もしホームページ立ち上げをご検討されているのでしたら、jimdoフリー版で実際に操作ができそうかどうか、試してみることをおススメします。
以下にjimdoのいいところや注意点をまとめてみました。
誰でも無料で始めることができる!
無料となるとサービスが終了してしまうのではという不安が付き物ですが、jimdoは、KDDIウェブコミュニケーションズのサービスの一つであり、有料版jimdoProやBusinessの入り口バージョンでもります。
ほとんどのレンタルサーバー会社では、最初の数週間を無料提供し、実際に操作してみるというサービスがありますが、jimdoフリー版は、それと似ていると思います。
でもフリー版を後に必ず有料バージョンにしなければいけないということもありません。
ずっと無料のまま利用することもできます。 (フリー版の場合、サイドメニューに広告が表示されますが。)
実際にこのホームページが無料版です。
HTMLの知識がなくても大丈夫。
管理画面は、初心者にも分かりやすくいたって視覚的に、操作しやすい構成になっています。まるでお弁当箱に、好みのおかずを詰めていく感じによく似ています。
スライドショーやマウスを画像に乗せただけで拡大できるという効果が用意されているので、ホームページ作成会社が作ったようなスタイリッシュなホームページに仕上げることも可能です。
ソフトを買う必要がない。
初めからサーバーに用意されているソフトを利用しているのと同じなので、ソフトを買う必要がない。サーバー設定等の難しい操作もいらない。
インストールの必要がない。
例えばパソコンにインストールして使うホームページビルダーのようにバージョンアップのたびに、ソフトを買い換える必要がない。
また、ご利用のパソコンを新しく買い換えても、問題なく更新できます。なぜならば、jimdoはネット上にあるので、そこにアクセスするだけで使えるようになっています。
IT進化のスピードは目覚ましいものがあり、同じソフトを5年以上、いえもっと言えば3年以上使いつづけるというのは至難の業です。
ホームページが更新できなくなってしまうので、パソコンを買い換える事ができない。
こういう方がよくいらっしゃいますが、ネット上で管理するjimdoは、そういったブラウザの進化、デザインの表示のズレやバグなどで、利用者が頭を悩ますことはありません。
jimdo側の優秀なシステム管理者が、新しいものへの対応を常に行ってくれているからです。
ブログも書ける。
ブログとして「新しく記事を投稿する」にすれば、日付やコメントの出力も自動で入る。いわゆるブログとしてだけに使うにもまったく問題ないので、「オフィシャルページ」+「ブログ」のような使い方ができる。
スマホの表示も自動で行ってくれる。
今やウェブサイトのスマートフォン対応は必須ですね。
パソコンからではなく、スマホから買い物をするということも日常化しつつあります。
そんな時、作ったホームページがスマホではどんな風に見えるのか、買い物がしやすいい構造や表示になっているのかが気になるところです。
でも、jimdoは設定一つで(チェックを入れるだけ)スマホ対応のホームページに変換してくれるすぐれものです。
スマートフォン用のテンプレートも豊富に揃っています。
表示も実に違和感なく、スムーズです。
左は、このホームページが、スマートフォン用テンプレートを適用した画面。
予め、プレビューできるので、失敗がありませんし、飽きてしまったら違うテンプレートを適用し、保存するだけなので、操作はいたって簡単です。
ショッピングカート機能が備わっている。
ウェブショップとして、すぐにでも開業できる。jimdoフリー版でも使えるので、初めから有料版の登録をせずに済むので失敗がない。
独自ドメインが利用できる。 (有料版利用となります。)
jimdo管理画面より、ドメイン取得可能。
他社で取得したドメインもjimdoで運営可能。
※ただし、jimdoで取得したドメインは、whoisの情報が取得した貴方本人になってしまいます。
個人情報がネット公開されるのを避ける場合は、whoisの情報を取得したドメイン会社が肩代わりしてくれるところ、バリュードメインなどがおススメ。
↓jimdo管理画面よりドメインを取得する場合。
上の項目では、jimdoのメリットを書き出してみましたが、ここではjimdoのデメリットについて考えてみました。
私は、個人事業でホームページ制作業をしておりますが、jimdoを知ってからは、「自分でホームページを更新したい!」というお客様には、このjimdoをお勧めしています。
なので、自分でサイトを作成していくのが面倒な方は、おススメできません。
それから、jimdo無料版では、以下の制約がありますので、注意が必要です。
jimdo利用規約より
※Jimdo有償版に関しては、上記は適用されません 。
どうぞ、お気を付けください。
容量制限が500メガまでと知ったことで、いきなり初めからJimdo ProやJimdo Businessに申し込むのではなく、必ずフリー版で試してみて、実感してから有料版にバージョンアップしましょう。
バージョンアップはいつでもできるのですから。